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本学は、明治39年の歯科医師法制定の翌明治40年(1907)に、中原市五郎によって、私立共立歯科医学校として創立されました。そして2年後の明治42年(1909)には、校舎を麹町区富士見町に移し、専門学校令に基づき日本歯科医学専門学校となり、本学発展の基盤を築いたのです。
昭和22年(1947)には旧制日本歯科大学に昇格、同27年新制大学になり、さらに同35年には大学院歯学研究科博士課程を設置しました。その後、昭和43年に日本歯科技工専門学校を附設して歯科技工士の養成を行い、同46年附属歯科専門学校と改称し、同時に歯科衛生士科を増設して、歯科医師を補佐する両翼である歯科衛生士の養成に着手し、名実ともに歯科医育機関として総合的な形態を整えるにいたりました。
そしてこの伝統を基盤として、昭和47年4月、日本海側最大の都市である新潟市に、第2番目の歯学部として日本歯科大学新潟歯学部を増設しました。さらに昭和58年4月には、新潟歯学部内に第2番目の附属学校として、新潟専門学校歯科衛生士科を附設、その後同校は昭和62年4月に日本歯科大学新潟短期大学に昇格しました。平成2年4月には、第2番目の研究科として、大学院新潟歯学研究科博士課程を増設しました。
こうして本学は、全国の私立および国公立歯科大学の代表的歯科大学として、また教育・研究・診療ともに高度に充実したわが国最大の総合歯科医育機関として、すでに19,043人の歯科医師を社会に送り出しています。 |
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本学学則には、その目的を「歯・顎・口腔の医学を教授研究し、知的・道徳的・応用的能力を展開させ、国民の健康な生活に貢献する」と規定しています。その目的を体して、医学の一領域・人体の健康を担当する医療人として、知識と技術と倫理観、すなわち学・術・道を兼ね備えた歯科医師を養成します。 |
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